社員番号や打刻グループIDなど、ジンジャーで登録できるIDは多岐にわたります。
それぞれを登録する際のポイントや、変更する際の注意点をご紹介します。
登録するIDについて
気をつけていただきたい点が複数あります。
IDを数字の「0」から始める文字で登録する
「0001」や「0002」など、登録するIDが数字の「0」から始まる場合
CSVファイルをExcelで開くと、0が抜け落ちて表示されます。
ExcelでCSVファイルを開く際に、こちらに記載の手順を行うと回避ができますが、
都度行う必要があります。
「0」が抜け落ちた状態でCSVファイルを保存してアップロードすると、
新しいIDとして情報が登録されますので、ご注意ください。
メモ帳やテキストエディタソフトを利用してCSVファイルを確認すると、
0が抜け落ちず、登録されているIDで表示されます。
IDを数字のみで登録する
「1000000」「1234」など、IDが4桁以上の数字のみで登録されている場合、
ExcelでCSVファイルを開くと自動でカンマ区切りが変換される場合があります。
<例1>
一つのセルに「1234,5678,9012」と数字のみのIDが3つ並んでいる場合
Excelファイルで開くと、以下のように表示されます。
上記のようにIDがカンマ区切りで出力されるデータの例
・打刻グループに紐付けられているスケジュール雛形一覧
(打刻グループ>CSVダウンロード>CSVファイルのU列)
・従業員に紐付いているスケジュール雛形一覧
(従業員設定>従業員一覧>従業員一覧ダウンロード>CSVファイルのBB列)
<例2>
「12345678901234567890」IDの桁数が16桁以上の数字のみで登録されている場合も、
Excelファイルで開くと自動で変換されて表示されます。
両者とも、表示が異なる状態で保存→アップロードを行うと、想定と異なるデータが登録されますのでお気をつけください。
上記の2例は、以下にて回避できます。
・こちらに記載の手順でCSVファイルを開く
・IDにアルファベットを加える(例:A100000、10000aなど)
なお、メモ帳やテキストエディタソフトを利用してCSVファイルを確認する、
または該当行の表示形式:文字列 と設定してからデータを入力すると変換されずに入力できます。
同じIDを登録する
社員番号、打刻グループID、所属グループIDなど、複数のデータでIDを登録する箇所があります。
同じデータの種類では同じIDを登録できませんが、別のデータの種類であれば同じIDを登録できます。
・同じIDを登録できる例
打刻グループAのID:1、所属グループAのID:1
※同じIDで登録をしても、両者が勝手に紐づけられる、ということはありません。
・同じIDを登録できない例
打刻グループAのID:1、打刻グループBのID:1
※同じデータで同じIDを利用することはできません。
IDを変更する場合
IDを変更する手順と、変更する際の注意点をご案内します。
変更方法
IDの変更はCSVでは行えないため、各設定画面から1件ずつ変更を行ってください。
CSVで新しいIDを入力してアップロードを行うと、
新しいIDで1件新規登録がされてしまいますので、お気をつけください。
各種IDの変更を行っても、システム内部のIDは変わりません。
従業員登録内容や勤怠の実績、各種紐付け設定等には影響はありませんのでご安心ください。
社員番号を変更した場合、ログイン画面で入力する社員番号も変わりますので、お気をつけください。
※パスワードは従前と同じものです。
ID変更後の注意点
従業員がログイン時に社員番号を利用していることもあるため、
社員番号の変更を行った旨を従業員へ通知するようにしてください。
外部のシステムと連携をしている場合、ID変更によって影響がないか予め確認してください。
CSVファイルのテンプレート等をご用意している場合、
テンプレートで利用しているIDの変更をあわせて行なってください。
過去に利用したファイルを再利用する場合も、IDを必ず確認してください。