「健康保険・厚生年金保険被扶養者(異動)届/国民年金第3号被保険者関係届」の情報の抽出元や、入力時のポイントをご案内します。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(契約初期に発行されたアカウント)
・システム管理者権限
・労務管理者権限
各項目の抽出元
「*」必須項目
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*提出年月日 | あり | 書類作成時に設定した提出年月日を抽出します。 |
*事業主等受付年月日 | あり | 書類作成時に設定した提出年月日を抽出します。 |
マイナポータルへ申請する | なし | マイナポータルにも電子申請する場合はチェックを入れます。 |
被保険者
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
被保険者整理番号 |
あり |
従業員管理>社保・労保>[社会保険]タブの「厚生年金番号」を抽出します。 |
*健康保険証番号 | あり | 従業員管理>社保・労保>[社会保険]タブの「健康保険証番号」を抽出します。 ※「マイナポータルへ申請する」にチェックを入れた場合のみ表示されます。 |
*氏名(フリガナ) | あり | 従業員管理>基本情報>[基本情報(個人)]タブの「戸籍氏名(フリガナ)」を抽出します。 ※[基本情報(会社)]タブの「職場氏名(フリガナ)」は抽出されません。 |
*氏名 | あり |
従業員管理>基本情報>[基本情報(個人)]タブの「戸籍氏名」を抽出します。 |
*生年月日 | あり | 従業員管理>基本情報>[基本情報(個人)]タブの「生年月日」を抽出します。 |
*性別 | あり | 従業員管理>基本情報>[基本情報(個人)]タブの「性別」を抽出します。 |
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*個人番号(基礎年金番号) |
あり |
従業員管理>マイナンバーが設定されている場合は「マイナンバー」を抽出します。 |
*取得年月日 |
あり |
従業員管理>社保・労保>[社会保険]タブの「厚生年金資格取得年月日」を抽出します。 |
*収入(年収) | なし | 抽出元はありません。手動にて入力してください。 ※1000万円以上の場合は「9999999」を入力してください。 |
*郵便番号 | あり | 従業員管理>基本情報>[住所]タブの「郵便番号」を抽出します。 |
*住所 | あり | 従業員管理>基本情報>[住所]タブの「住所」を抽出します。 |
配偶者である被扶養者欄(第3号被保険者)
配偶者である被扶養者欄(第3号被保険者)に抽出されるには以下の条件があります。
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブにて、社保扶養区分が「扶養対象」と設定されている
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの続柄が、人事設定>家族>[続柄]タブで続柄区分「配偶者」である選択肢が設定されている
例)妻/夫など
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*届出日付 | あり | 書類作成時に設定した提出年月日を抽出します。 |
*氏名(フリガナ) | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「氏名(フリガナ)」を抽出します。 |
*氏名 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「氏名」を抽出します。 |
*生年月日 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「生年月日」を抽出します。 |
*性別 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「性別」を抽出します。 |
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*個人番号(基礎年金番号) |
あり |
従業員管理>マイナンバーが設定されている場合は「マイナンバー」を抽出します。 |
外国籍 | なし | 抽出元はありません。 配偶者が外国人の場合、必要に応じて入力してください。 |
外国人通称氏名(フリガナ) | なし | 抽出元はありません。 配偶者が外国人の場合、必要に応じて入力してください。 |
外国人通称氏名 | なし | 抽出元はありません。 配偶者が外国人の場合、必要に応じて入力してください。 |
*同居区分 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「同居区分」を抽出します。 |
*郵便番号 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「郵便番号」を抽出します。 |
*住所 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「住所」を抽出します。 |
*電話番号区分 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「電話番号区分」を抽出します。 |
*電話番号 | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「電話番号」を抽出します。 |
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*第3号被保険者になった日 | あり |
従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「健保扶養加入日」を抽出します。 |
*理由 | なし | 抽出元はありません。 該当の項目を選択してください。 |
*職業 | あり |
従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「職業」を抽出します。 ※無職/パート/年金受給者と入力した場合は、それが職業として抽出されます。 |
*収入(年収) | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「収入(年収)」を抽出します。 |
備考 | なし | 抽出元はありません。 必要に応じて入力してください。 |
海外特例要件該当 | なし | 抽出元はありません。 必要に応じて該当の項目を選択してください。 ※配偶者が海外に居住していて、海外特例に該当する場合に選択します。 ※日本国内に居住している場合には選択しません。 |
*配偶者の続柄コード | なし | 抽出元はありません。 健康保険組合で定義されている続柄コードを入力してください。 ※「マイナポータルへ申請する」にチェックを入れた場合のみ表示されます。 |
*配偶者の該当事由コード | なし | 抽出元はありません。 健康保険組合で定義されている該当事由コードを入力してください。 ※「マイナポータルへ申請する」にチェックを入れた場合のみ表示されます。 |
資格確認書発行要否 | なし | 抽出元はありません。 従業員がマイナ保険証を希望せず、資格確認書を発行する場合にチェックを入れます。 |
被扶養者でない配偶者
被扶養者でない配偶者の収入に抽出されるには以下の条件があります。
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブにて、社保扶養区分が「扶養対象外」と設定されている
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの続柄が、人事設定>家族>[続柄]タブで続柄区分「配偶者」である選択肢が設定されている
例)妻/夫など
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
被扶養者でない配偶者の収入 |
あり |
従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「収入(年収)」が抽出されます。 |
その他の被扶養者欄
その他の被扶養者欄に抽出されるには以下の条件があります。
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブにて、社保扶養区分が「扶養対象」と設定されている
- 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの続柄が、人事設定>家族>[続柄]タブで続柄区分「配偶者」以外である選択肢が設定されている
例)父/母/姉/長男/祖母など
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*氏名(フリガナ) | あり | 従業員管理>家族の「氏名(フリガナ)」を抽出します。 |
*氏名 | あり | 従業員管理>家族の「氏名」を抽出します。 |
*生年月日 | あり | 従業員管理>家族の「生年月日」を抽出します。 |
*性別 | あり | 従業員管理>家族の「性別」を抽出します。 |
*続柄 |
あり |
従業員管理>家族の続柄区分を参照し、下記のようにデータを抽出します。 |
個人番号 | あり | 従業員管理>マイナンバーに登録がされている場合に「マイナンバー」を抽出します。 |
*同居区分 | あり | 従業員管理>家族の「同居区分」を抽出します。 |
項目 | 自動抽出 | 抽出元 |
---|---|---|
*郵便番号 | あり | 従業員管理>家族の「住所(郵便番号)」を抽出します。 |
*住所 | あり | 従業員管理>家族の「住所」を抽出します。 |
海外特例要件該当 | なし | 抽出元はありません。 必要に応じて該当の項目を選択してください。 ※配偶者が海外に居住していて、海外特例に該当する場合に選択します。 ※日本国内に居住している場合には選択しません。 |
*該当理由 | なし | 抽出元はありません。 海外特例要件該当を「該当」と選択した場合は登録が必須です。 |
*被扶養者になった日 | あり | 従業員管理>家族の「健保扶養加入日」を抽出します。 |
*理由 | なし | 抽出元はありません。 該当の項目を設定してください。 |
*職業 | あり | 従業員管理>家族の「職業」を抽出します。 ※選択肢の項目と同じ場合、抽出されます。 そのため、文言が異なる場合は「その他」になります。 例)従業員管理>家族の「職業」に「パート」と入力があれば「パート」を出力しますが、「アルバイト」と入力があれば、「その他」になります。 |
*収入(年収) | あり | 従業員管理>家族>[扶養家族]タブの「収入(年収)」を抽出します。 |
備考 | なし | 抽出元はありません。 必要に応じて入力してください。 |
*の続柄コード | なし | 抽出元はありません。 健康保険組合で定義されている続柄コードを入力してください。 ※「マイナポータルへ申請する」にチェックを入れた場合のみ表示されます。 |
*その他被扶養者の該当事由コード | なし | 抽出元はありません。 健康保険組合で定義されている該当事由コードを入力してください。 ※「マイナポータルへ申請する」にチェックを入れた場合のみ表示されます。 |
事業主確認欄
項目 | 自動抽出 | 詳細 |
---|---|---|
事業主確認 | なし | 事業主の方で、扶養に入れる家族の収入に関して扶養に入れるくらいの収入かの確認をとった場合に、確認済にチェック入れておくことで収入を証明する書類の添付を省略できます。 |
続柄確認 | なし | 事業主の方で住民票で確認をした場合等に、確認済にチェックを入れておくことで住民票の添付を省略できます。 ※住民票を省略する場合には被保険者本人と被扶養者のマイナンバーが必要です。 |
添付ファイル
項目 | 詳細 |
---|---|
添付ファイル (e-Gov) |
e-Gov電子申請でファイルを添付する場合は利用してください。 |
添付ファイル (マイナポータル) |
マイナポータルへ申請する際にファイルを添付する場合は利用してください。 |
帳票に必要となる情報を入力後、必ず[保存]をクリックしてください。
必須項目が未入力、入力情報が正しくない場合は保存ができません。
エラーメッセージの内容を確認し、修正後再度保存をしてください。
被扶養者の人数が多い場合の対応方法
e-Gov側の仕様にあわせ、ジンジャーでも健康保険・厚生年金保険被扶養者(異動)届/国民年金第3号被保険者関係届で申請ができるのは、「配偶者+その他被扶養者2人」の合計3人までです。
そのため、子供が3人以上の場合は「配偶者+その他被扶養者2人(子供2人)」の情報で一度申請を提出し、その後、別途「そのほか被扶養者(子供1人)」の申請を提出する必要があります。
下記、実際のジンジャーの登録情報に基づき操作方法を紹介します。
【従業員管理>家族の画面】
被扶養者の情報について従業員管理>家族の画面にて下記画像のように子供が3人登録されている。
1回目の申請
その他の被扶養者3に表示される家族情報をごみ箱マークから削除し、配偶者と子供2人分のデータにして[保存]>電子申請をおこないます。
【帳票編集画面】
2回目の申請
その他の被扶養者3に表示されている家族「以外」のごみ箱マークをクリックし、
1回目に申請した配偶者と被扶養者1・2の情報を削除し、1回目の申請で申請しなかった子供1人分のデータにして[保存]>電子申請をおこないます。
※この時、被扶養者3に表示される家族情報は、被扶養者1・2の削除に伴い表示番号が繰り上がります。(例:被扶養者3 → 被扶養者1 に変更)
【帳票編集画面】
配偶者をごみ箱マークで削除して、子供3人分をまとめて申請するという手順はe-Govの仕様上の理由で対応していません。 そのため、最大人数は「配偶者+その他被扶養者2人」の組み合わせで、最大3人です。