1.即時申請処理とは?
承認ルートを設定している場合で、最終承認者まで処理が完了せずに申請が滞留した時に、
管理者(※)が、申請書を即時承認することができる機能です。
※マスタアカウント、システム管理者権限、ワークフロー管理者権限のいずれかの権限が付与された従業員
2.管理者が即時申請処理を行う例
2-1.承認ルートに設定されている管理者が即時申請処理を行う場合
【前提】
STEP1:承認済み
STEP2:全員の承認が必要だが、いずれも未処理
STEP3:未処理
※従業員Eには、ワークフロー管理者権限が付与されている。
【操作】
従業員Eが「最終承認者として承認する」にチェックを付けた上で承認を行った。
【結果】
従業員B,C,Dの処理なしに即時承認が完了する。
2-2.承認ルートに設定されていない管理者が即時申請処理を行う例
【前提】
STEP1:承認済み
STEP2:全員の承認が必要だが、いずれも未処理
STEP3:未処理
【操作】
承認ルートに設定されていない従業員Fが
「最終承認者として承認する」にチェックを付けた上で承認を行った。
【結果】
従業員B,C,D,Eの処理なしに即時承認が完了する。
※従業員Fには、システム管理者権限が付与されている。
3.管理者が即時申請処理を行わない例
3-1.承認ルートに設定されている管理者が即時申請処理を行わない場合
【前提】
STEP1:承認済み
STEP2:全員の承認が必要だが、いずれも未処理
STEP3:未処理
【操作】
承認ルートに設定されている従業員Fが、
「最終承認者として承認する」にチェックを付けずに承認を行った。
【結果】
従業員Fは「承認者のひとり」としてみなすため、従業員B,Cの処理が必要となる。
3-2.承認ルートに設定されていない管理者が即時申請処理を行わない場合
【前提】
STEP1:承認済み
STEP2:全員の承認が必要だが、いずれも未処理
STEP3:未処理
【操作】
承認ルートに設定されていない従業員Fが
「最終承認者として承認する」にチェックを付けずに承認を行った。
【結果】
従業員B,C,Dの処理なしに、申請処理がSTEP3の従業員Eへ進行する。
※従業員Fには、システム管理者権限が付与されている。
4.申請書毎に即時申請処理を行う方法
例)異動申請(主務)を即時承認処理する場合
承認一覧>未対応タブ
1.[全ての従業員の申請書を表示する]にチェックを付けます。
チェックを付けた場合、承認ルートの設定問わず、全ての申請書を確認することができます。
2.申請書No.をクリックします。
3.承認ボタンをクリックします。
4.下記処理を行います。
①「最終承認者として承認する」にチェックを付ける
② 承認ボタンをクリックする
5.一括即時申請処理を行う方法
承認一覧>未対応タブ
1.[全ての従業員の申請書を表示する]にチェックを付けます。
2.対象の申請書にチェックを付けて[一括承認]をクリックします。
一括承認:最終承認が完了した状態となる
一括否認:否認される
一括差し戻し:申請者まで申請が差し戻される
3.承認ボタンをクリックします。
※申請フォーム設定画面で任意に作成された申請書です。
※あくまでも設定例です。