所属グループや打刻グループ単位で承認ルートを設定したい場合は
共通承認ルートの作成と条件分岐の作成が必要です。
マスタアカウント(初期に発行されたアカウント)、システム管理者権限、人事管理者権限、
経費管理者権限、勤怠管理者権限のいずれかを持つ従業員のみ設定できます。
承認ルート | 申請に対して承認する従業員の設定、承認の順番を設定する。 |
---|---|
条件分岐 | 所属グループ、打刻グループ、個人毎にどの承認ルートを用いるか設定する。 |
(条件例)
首都圏グループという所属グループに所属している従業員が
打刻修正申請を提出した際の承認ルートは以下の通りです。
ワークフローの条件が下記内容の場合の一連の設定をご案内します。
Step | 従業員名 | 役職 | 役職ランク |
---|---|---|---|
1 | 勤怠花子 | マネージャー | 2 |
2 ※最終承認者 |
神社太郎 | 部長 | 1 |
①共通承認ルートで承認者を設定する
共通承認ルート設定画面で承認対象者と承認の段階を設定します。
1.共通承認ルートにて承認対象を[個人]と設定します。
2.承認対象者の[詳細]からstep1の承認者を選択して保存をクリックします。
3.[stepの追加/削除]をクリックして承認者を追加します。
4.最終承認者にあたる従業員を選択して保存をクリックします。
5.保存をクリックします。
6.緑のポップアップが表示されたら設定完了です。
共通承認ルート設定の基本操作はこちらです。
②条件分岐で承認者と申請者を組み合わせる
①で設定した承認者に対して申請者を設定して承認ルートを完成させます。
経費での条件分岐の設定はこちらを確認ください。
例)「打刻修正」申請の条件分岐を設定する場合
1.[申請フォーム]をクリックします。
2.[打刻修正]のアクションボタンをクリックします。
3.条件分岐をクリックします。
4.新規作成かアクションボタンをクリックします。
5.ID、改定名、改定日を入力します。
6.承認ルート欄に①で設定したマスタを選択します。
条件分岐の設定において同一ルート内にさらに分岐(人ごとに)を持たせることができかねます。
そのため、分岐が人ごとによって異なる場合は、個別承認ルートにて設定ください。
※以下、ジンジャー勤怠のみ設定可能な項目です。
7.保存をクリックします。
8.緑のポップアップが表示されたら設定完了です。
条件分岐の基本操作はこちらです。
承認ルートの設定を変更した場合
承認ルート変更前に提出した申請は変更前の承認者に届きます。
条件分岐の改定日以降に申請されたものは変更後の承認者に届きます。
※承認ルートは設定変更後、即座に変更はされません。改定日を基準に設定が適用されます。
(例)
設定変更前の承認ルート:申請者X→承認者A
設定変更後の承認ルート(操作日2020/3/1、改定日2020/4/1):申請者X→承認者B
申請者Xが提出した2020/3/31までの申請は承認者Aが処理可能です。
改定日以降に新規で申請されたものは【設定変更後】の承認ルートが適用され承認者Bが処理できます。
※2020/3/31以前に申請されたものはそのまま承認者Aに残ります。
承認者を変更する場合の操作手順はこちらです。