承認ルートの設定とロジックについてご案内します。
承認ルートの種類
「共通承認ルート」と「個別承認ルート」の2種類があります。
種類 | 内容 | 承認対象 |
---|---|---|
共通承認ルート |
全体で共通して使用する承認ルートのマスタで、承認者の条件/ステップなどを設定します。 申請者の条件を設定する「条件分岐」とセットで設定します。 |
役職 |
個別承認ルート |
共通承認ルートを使用せず、例外的に個別で承認ルートを設定する必要がある場合に使用します。 個別承認ルートが設定されている場合、共通承認ルートより優先されます。 |
個人 |
例)
所属グループ「D課」は所属グループ「B部」役職「部長」が承認するが、個人「神社 太郎」さんの申請のみ所属グループ「C部」の役職「部長」が承認する設定。
- 共通承認ルート
申請者:所属グループ「D課」
承認者:所属グループ「B部」/役職「部長」 - 個別承認ルート
申請者:個人「神社 太郎さん」
承認者:個人「人事 給太さん」
共通承認ルート
1.共通承認ルートを設定します。
操作画面|ワークフロー>共通承認ルート>新規作成/編集
設定方法についてはこちら
「部署(所属グループ)名」や、よく利用する承認ステップ「〇〇課長→〇〇部長→〇〇本部長」などで設定しておくと、操作方法2にて申請フォームごとに条件分岐を設定する際に便利です。
2.条件分岐を設定します。
操作画面|ワークフロー>申請フォーム>新規追加/編集>[条件分岐]タブ
設定方法についてはこちら
経費の申請フォームでの設定方法はこちら
申請フォームごとに、どのような条件の申請者にどの共通承認ルートを適用するかを設定します。
個別承認ルート
操作画面|ワークフロー>申請フォーム>新規追加/編集>[個別承認ルート]タブ
設定方法についてはこちら
共通承認ルートを適用できない場合には、個別承認ルートを設定して、個人単位で例外的な条件をつけられます。
承認者について
承認者に設定できる権限
下表記載の権限が付与された従業員が、承認者として設定できます。
また、申請フォームの「申請区分」によって、設定できる権限が異なりますので「〇」が付いている箇所をご確認ください。
※権限の発令年月日を迎えていない場合は、承認者に設定できません。
※所属情報の「兼務」は承認対象に反映されません。
例)
勤怠管理者権限の場合
設定可能:申請区分「勤怠」の申請フォーム「打刻修正」
設定不可:申請区分「人事」の申請フォーム「入社申請」
承認ルートを設定しない場合の承認者
承認ルートを設定しなくても、申請自体は可能です。
その場合、申請フォームの「申請区分」によって、以下の権限が付与された全員に申請の処理が依頼され、いずれかの従業員が承認/否認すると処理が完了します。
申請区分 | 対象権限 |
---|---|
人事 |
|
勤怠 |
※グループ管理者権限/承認[〇]は、権限が付与された打刻グループの申請のみ |
経費 |
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カスタム |
|
承認ルートを改定した場合のロジック
承認ルートの設定を改定した場合、改定日を基準にして承認ルートが変更されます。
- 改定日が未来である場合、改定日以降の申請が【改定後】の承認ルートになります。
- 改定日が過去である場合、設定以降の申請が【改定後】の承認ルートになります。
※すでに申請されているものは、承認ルートの改定があっても【改定前】の承認ルートのままです。